3月、小口投資家が株式売り手に転じた。しかし、季節的なパターンと新たな停戦報道により、4月は再びリスク資産に勢いが戻る可能性。
グローバル・マーケッツ・インベスターのデータによると、小口投資家による総買付額は1月の過去最高水準から約半減した。週単位では小口投資家の資金流入は50億ドルとなり、12カ月平均の69億ドルを下回った。
小口投資家が純売り手に転じ、約16億ドル分を売却したことで、特に個別株でその傾向が顕著になった。
エネルギー株には売り圧力が集中し、週単位で最大の資金流出額を記録。エクソンモービル、シェブロン、オキシデンタル・ペトロリアムなど大手が下落を主導した。
メモリー株も継続的な売りに直面。マイクロンおよびサンディスクが過去1週間で最も売却された銘柄となった。これは、AI主導のデータ圧縮技術の進展により、今後のメモリ製品需要縮小への懸念が高まったことが背景。
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悲観的なムードにもかかわらず、過去の傾向は反転を示唆。過去25年、MSCIワールド指数は4月平均2.0%の上昇で、年間最高のパフォーマンス。75%の確率でプラスリターンだった。
地政学の動きも追い風になった。新たな停戦報道が市場を刺激。米国・アジアの株式および金が上昇し、緊張緩和期待で原油が下落。ビットコイン(BTC)も本日7万1000ドルを突破し、リスク選好が戻った。
極端な小口弱気と強い季節的追い風の組み合わせにより、緊張緩和が続けば第2四半期に向けセンチメントが急速に反転する可能性。
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