イーサリアム基盤のミームコイン「ヘンリー($HENRY)」が月曜に約320%急騰した。2023年のある投稿が、ホワイトハウス襲撃容疑者名を予言していたとの拡散により、「タイムトラベル・ペペ」への憶測が広がった。
ウォレットトラッカーによれば、同トークンの時価総額は50万ドルから180万ドルの間にある。取引は一貫して極めて変動性が高い展開。
2026年4月25日、銃撃犯としてコール・トーマス・アレン容疑者(31)がシークレットサービスの検問所に突入した。事件はワシントン・ヒルトンで開催されたホワイトハウス記者晩餐会の際に発生。
警護官の一人は防護ベストを撃たれたが、その後アレン容疑者は拘束・逮捕された。
数時間以内に、ネット上の有志が2023年12月の@HenryMa79561893による休眠中のX(旧Twitter)投稿を発掘した。
投稿には「Cole Allen」のテキストとノイズの入ったコラージュ画像のみがあった。画像にはペペ・ザ・フロッグとトランプ米大統領がフォーマルな晩餐会で並ぶ様子が収められていた。
公式Pepe(PEPE)Xアカウントは4月26日、この投稿を引用し「time travel pepe(タイムトラベル・ペペ)」とキャプションを付けて拡散した。この投稿は数十万回閲覧され、予言テーマに関連したミームコインへの投機熱が広がった。
オンチェーン観測者によると、$HENRYのコントラクトは約342日前にデプロイされていた。上昇直前にヘンリー・マルティネスを巡るストーリーに沿ってトークンが再利用された。
一部トレーダーはブランド再構築を「偽OGムーブ」と批判し、他のトレーダーは元々のデプロイメントだと擁護した。HENRYミームコインはこの報道で約320%急騰し、本稿執筆時点で0.0001173ドルで取引されている。
模倣版のHENRYトークンもソラナ上で出現しているが、大半のトレーダーはイーサリアム版を「本家予言」と見なしている。
なお、今回の急騰はコミュニティによる継続的な関心がなければ維持が難しい可能性に留意したい。
一方、アレン容疑者に関する新情報次第で、再び価格変動が高まる可能性もあり、「タイムトラベル」ストーリーの持続性に疑問も残る。


