Anthropicの上場前推定評価額がJupiterのPrestocks市場にて1兆ドルを突破し、人工知能(AI)企業としてこの規模に到達した民間企業は3社目となった。
オンチェーン取引による算定は、民間市場取引所であるForge Globalの評価とも一致する。Forge Globalも同水準での評価を提示している。
The Kobeissi Letterの投稿によると、Anthropicの推定評価額は2025年10月以降で733%上昇した。同AI企業は、OpenAIおよびSpaceXと並び、上場前の「1兆ドルクラブ」に加わった。これら3社の推定時価総額の合計は現在3兆7000億ドルに達している。
リーディングとなる民間市場取引所Forge Globalも、同水準の需要を確認した。ケリー・ロドリゲスCEOは、4月22日にBusiness Insiderへ「Anthropic株は自身のプラットフォームでも1兆ドル近辺で推移している」と述べた。一方、ForgeはOpenAIを約8800億ドルと見積もる。
公認セカンダリー市場のHiiveでのAnthropic株の価格は1株849ドルで、時価総額は8510億ドルと見積もられている。この金額は、Jupiterでのオンチェーン評価と18%以内の差となる。
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Anthropicは今年2月にシリーズGラウンドを完了し、調達後株式価値は3800億ドルとなった。GICとCoatueが主導し、300億ドルを調達した。
グーグルもAI企業への出資として最大400億ドルを計画しており、まず100億ドルを同じ評価額で投資。残り300億ドルは業績達成に応じて順次支払われる予定。
一方、上場を巡る動きも活発化している。4月初旬にはSpaceXが米証券取引委員会(SEC)に非公開でIPO申請書を提出し、6月上場を目指す動き。
予測市場Kalshiは、Anthropicが今年上場する確率を59%と推定。そのいずれが先に上場するかが、他社の比較指標となる見通し。
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