米オハイオ州の投資運用者、ラスナキショア・ギリ被告が、投資家を欺く暗号資産(仮想通貨)ポンジ・スキームで1000万ドルを集めた罪により、月曜日に禁錮9年の判決を受けた。
31歳のニューアルバニー在住の同被告には、加えて3年間の保護観察処分も言い渡された。
ギリ被告は、自身を経験豊富な暗号資産およびビットコイン(BTC)デリバティブ取引者と標榜していた。顧客に対し、元本にリスクがないまま高い利益が得られるとうたっていた。
あわせて、投資元本の返却も保証していた。しかし実際には、検察当局によれば、新規の資金流入を既存投資家への支払いに回す典型的なポンジ・スキームを展開していた。
ギリ被告には失敗した取引や顧客資金の損失という経歴もあったと、米司法省は指摘する。投資家が出金を求めると、同被告は虚偽の理由を述べて遅延させていた。
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連邦当局は2022年11月にギリ被告を電子通信詐欺5件で起訴した。2024年10月には1件について有罪を認めた。
判決までの間も、ギリ被告は仮想通貨投資家から新たな資金を集めていた。
この判決が下る中、仮想通貨関連の詐欺被害は増加傾向が続いている。米国人は2025年にFBIのインターネット犯罪苦情センターへ暗号資産による被害総額113億6000万ドルを報告した。前年から22%の増加となった。
本件は米司法省詐欺部が担当し、ルーシー・B・ジェニングス副部長代行およびタマラ・リブシズ検察官が主導した。
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