暗号資産市場は、2026年5月最終週に総額で6億5500万ドル超のトークン流通を迎える。主要プロジェクト3件、Huma Finance(HUMA)、Plasma(XPL)、Sahara AI(SAHARA)が、これまで制限されていたトークンを市場に解放する。
トークンロック解除は暗号資産市場において流動性や価格変動、投資家センチメント全体に影響を及ぼす重要なイベントである。注目点をまとめた。
Huma FinanceはPayFi(決済金融)ネットワークである。世界各国の決済機関がステーブルコインおよびオンチェーン流動性を活用して年中無休で決済可能とする。
5月26日、プロトコルにより4億5875万トークンがロック解除される。時価は1164万ドルで流通供給量の20.04%に相当する。
ロック解除分は3つの用途に分配される。投資家向けには1億7167万枚のアルトコインが割り当てられる。また、チームおよびアドバイザー向けには1億6083万HUMAを分配。さらに、プロトコルのトレジャリー向けに1億2625万枚のアルトコインが確保される。
Plasmaは安定した処理能力とスケーラビリティを備えたレイヤー1ブロックチェーン基盤である。ゼロ手数料のUSDT送金やカスタムガストークン、秘匿決済、グローバル導入に必要な処理能力などに対応する。
Plasmaは5月25日に8889万枚の暗号資産トークンをロック解除する。XPLの価値は724万ドルで、流通供給量の3.69%となる。
チームはロック解除された8889万XPL全量をエコシステム開発と成長に投入する予定。
Sahara AIはAIネイティブのフルスタック型ブロックチェーン基盤であり、人工知能の開発・収益化を民主化することを目的とする。データサービスやAIツール、市場機能を一体化したエコシステムを提供する。
5月26日には1億3293万SAHARAがロック解除される。市場価値は456万ドルで、流通供給量の4.06%となる。
Sahara AIは5302万枚をエコシステム開発に、4867万SAHARAをエアドロップに、3125万枚をコミュニティインセンティブにそれぞれ割り当てる。
このほかにも、5月最終週にはVenom(VENOM)、Sophon(SOPH)、Sign(SIGN)など複数の注目トークンロック解除が予定されている。

