キャシー・ウッド氏「上場前こそ最大のIPO投資機会」 非公開で成長尽くす企業が大半
ARK創業者のキャシー・ウッド氏は、スペースXによる過去最大規模の申請を「上場準備企業全体の序章」と位置づけた。同社は既に上場規模に達している未公開企業6社を保有し、今後の上場を見込む。
ARKによると、米国企業が上場するまでの中央値は12年に達し、1999年の5年から大幅に伸びている。
フロリダ大学のジェイ・リッター教授による独自調査も、こうした傾向を実証する。約40年にわたりIPO年齢を追跡している。
2つの構造変化が、価値創出のタイミングを早めている。2012年のJOBS法で、上場義務となる株主数上限が500人から2000人に引き上げられた。その後は潤沢な未公開資金調達により、上場先送りが可能になった。
キャシー・ウッド氏は、未公開のまま規模拡大した3社を例示する。ARKのレポートによると、
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スペースXは750億ドル規模のIPOを申請。過去最大規模となる。現記録はサウジアラムコの256億ドル上場だが、それの約3倍にあたる。
同社は6月12日にナスダック市場で上場予定。1株135ドルで、評価額は1兆7700億ドル近くとなる見込み。アラムコも6年前ほぼ同じ1兆7000億ドルで上場した。
ARKはこの初値を「長い上場予備軍のひとつ」とする。公開したガイドで、ベンチャーファンドが上場を計画する未公開企業6社を既に保有すると説明。SoFiやTitanを通じて最低500ドルから投資可能。
読者はスペースXのIPO評価額や上場前の投資方法についても参照できる。
キャシー・ウッド氏は、未公開段階から投資できれば、公開市場を待つより早く破壊的イノベーションにアクセスできると主張する。
この見解は、AI・ロボット・デジタル資産の成長を示すARKの年次イノベーション調査に基づく。
この構図は暗号資産にも連動する。ARK「ビッグアイディア2026」では上場前投資とビットコイン強気予測を併記している。

