日本拠点の暗号資産プラットフォームRakuten Walletが、X上で犬の写真を共有するユーザー向けに「Photo Contest 2026」キャンペーンを開始しました。同社によると、4,400万人のユーザーを抱えるエコシステムから選ばれた11名の当選者それぞれに、11,111,111 SHIBトークンが贈られます。グランプリ受賞者には1,111 DOGEが授与されます。SHIBの賞品は約10,000円相当、DOGEの賞品は約18,000円相当となっています。
国内投資家の間では、SHIBやDOGEの少額購入が、身近なアプリで低コストのデジタル商品を集めることに例えられています。この戦略は、暗号資産を日常の消費習慣に組み込むことでユーザーエンゲージメントを商業的価値に転換しようという企業の狙いを示しています。
楽天エコシステム内では、SHIBを楽天ペイネットワークと連携させることで、トークンを投機的資産から500万店舗で利用可能な決済ツールへと転換しました。楽天は日本最大級のデジタルサービスグループの一つとして、Eコマース、金融、決済の分野で事業を展開しています。
もう一つの重要な要素は、厳格に監視されている日本の暗号資産市場において規制当局の承認を受けた後、この商業的取り組みが加速したことです。2025年11月、SHIBは日本暗号資産取引業協会(JVCEA)によってコンプライアント資産である「グリーンリスト」に分類され、消費者向け企業がこのトークンをより積極的に活用するための道が開かれました。
用語解説:グリーンリストとは、日本において特定の暗号資産を取引所に迅速に上場できるコンプライアンスステータスを指します。JVCEAは、国内の暗号資産取引所に対する自主規制基準を設定する団体です。
Rakuten Walletのこの動きは、今月初めにMercoin子会社を通じてSHIB取引を開始したメルカリとの競争を激化させています。メルカリの月間2,300万人のユーザーは、ポイントやフリマ販売の収益を使ってわずか1円からSHIBを購入できます。このアプローチは、市場参入に慎重な個人ユーザーへの参入障壁を下げるものとして見られています。
| プラットフォーム | 主な取り組み | ユーザーデータ | 最低購入額 |
|---|---|---|---|
| Rakuten Wallet | 犬の写真コンテストとSHIB統合 | 4,400万人のユーザー | 未定 |
| メルカリ、Mercoin | SHIB取引開始 | 月間2,300万人のユーザー | 1円 |
Mercoinの財務データによると、日本で開設された1,400万件の暗号資産口座のうち、400万件(約30%)がメルカリユーザーのものです。これらユーザーの85%にとって、今回の取引が暗号資産市場への初参入となりました。このデータは、小売プラットフォームが新規暗号資産ユーザーの獲得においていかに大きな影響力を持つようになっているかを示しています。
メルカリと楽天でのSHIB利用の拡大は、大衆普及への唯一の窓口としての従来型暗号資産取引所の役割を弱めています。このレポートは、ミームコインがポイントプログラムや日常の決済フローを通じて日本で急速に存在感を高めていることを強調しています。
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