ブライアン・スタイル下院議員が6月18日に「議員による予測市場利用禁止法案」を提出した。同法案は、米議会議員とその配偶者、扶養家族による、予測市場を通じた政府政策や政治的結果への賭けを禁じる内容。
ウィスコンシン州選出の共和党議員であるスタイル氏は、下院行政委員会の委員長を務める。本法案は、予測市場におけるインサイダー取引疑惑の高まりを受けて提出された。
本法案は、1月14日に委員会が可決したインサイダー取引防止法を基盤とする。スタイル氏は新たな法案について、議員への信頼回復を目的とするものだと説明した。
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法案は、議員、配偶者、扶養子女による特定の政府政策、行動、または政治的結果への賭けを全面的に禁止する。違反者には2000ドルまたは取引額の10%、いずれか高い方の罰金を科す。さらに、得た利益全額の没収も義務付ける。
さらに法案は、議員が公的手当、上院経費口座、政治献金などを罰金の支払いに使用することを禁止する。未納のまま辞職や引退した場合、司法省への民事執行が可能となる。
今回の提案は、より広範な動きの一環である。3月には、トッド・ヤング上院議員、エリッサ・スロトキン氏、ジョン・カーティス氏、アダム・シフ氏が、公的ではない情報に基づくあらゆる取引を規制する「金融予測市場における公的誠実性法案」を提出した。下院でも同様の内容を盛り込んだPREDICT法案が提出され、家族にも適用範囲を広げている。
法案進展の可否は、すでに始動している上下両院の動きと、超党派の支持を集められるかにかかる。一方で、予測市場プラットフォーム各社も対応策を講じている。
6月には、カルシがリスクスコア算定、雇用経歴確認、内部告発窓口の導入で、インサイダー利用抑止を図った。ポリーマーケットもチェイナリシスを起用し、ブロックチェーン上の監視システム構築に着手している。
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