IREN Limited(IREN)株は木曜日のプレマーケット取引で約5%上昇した。JefferiesがIRENに対して買い推奨と79ドルの目標株価でカバレッジを開始したことを受けたもの。同株は木曜日のセッション前、約60.50ドルで推移していた。
IREN Limited, IREN
JefferiesのアナリストJonathan Petersenがこのカバレッジ開始を主導し、IRENの大規模な電力ポートフォリオと、ビットコインマイニングからAIクラウドインフラへの転換を強気判断の核心的な理由として挙げた。
同社はIRENが世界全体で約6ギガワットの確保済み電力にアクセスできると推定している。そのうち現在使用されているのは約10%に過ぎない。このギャップがJefferiesの見るビジネスチャンスの大部分を占める。
IRENの主要2大契約はMicrosoftとNvidiaとのものだ。Childressにおけるマイクロソフトとのリース契約は、Nvidia GB300 GPU容量を対象とした5年間・97億ドルの契約で、19億ドルの前払いと約6%の金利による36.5億ドルのGPUファイナンスが含まれる。
Nvidiaとの34億ドルのAIクラウド契約はその直後に締結された。Jefferiesによれば、この2件の契約だけで31億ドルの年間経常収益を生み出す可能性があるという。
同社はMicrosoft契約の仕組みにより、IRENが契約期間内に88億ドルの投資を回収でき、無レバレッジの内部収益率は20%を超えると述べている。
Jefferiesは、単にデータセンタースペースを賃貸するのではなく、独自のAIクラウドインフラを運営するIRENの戦略を支持する明確な論拠を示した。10〜20年の期間で見ると、同社はAIクラウドのリターンを約21%と予測しており、コロケーションモデルの約13%を大きく上回る。
この差は時間の経過とともにより顕著になり、Jefferiesは土地とデータセンターを所有することで、純粋なリース戦略にはない選択肢がIRENに生まれると考えている。
PetersenはIRENを「AIインフラプロバイダーの中でも独自の立場を持つ」と評し、土地と施設を所有することで、電力供給のみのシェルから完全なGPUクラウド構築まで、幅広い顧客ニーズに対応できると指摘した。
IRELNは動きを止めていない。同社は最近、欧州で約490メガワットの系統電力を持つスペインのAIデータセンター開発企業Nostrumの買収を発表した。
それに先立つ数週間前、IRENはアジア太平洋地域のAI需要を狙い、南オーストラリアに800メガワットのデータセンターキャンパスを建設する計画を発表した。
Jefferiesはまた、IRENのバランスシートが堅固に見えると指摘した。GPUとデータセンターへの支出を考慮した上で、同社はIRENに将来のプロジェクト向けに約2億5000万ドルが利用可能と推定している。ただし、直近の資本調達を含めるとその数字は約9億ドルに近づく可能性があると見るアナリストもいる。
JefferiesはIRENをCoreWeave(CRWV)およびNebius(NBIS)の直接の競合他社として位置づけており、両社とも同様の垂直統合型AIインフラ分野で事業を展開している。
IREN株は水曜日に約60.50ドルで引け、Jefferiesの79ドルの目標株価はその水準から約30%の上値余地を示している。
この記事「IREN株、JefferiesがここからさらなるIREN株の30%上値余地を予測する中5%上昇」はCoinCentralに最初に掲載された。
