元ヒル紙ライターのジェイソン・イーズリーは、ドナルド・トランプ大統領が2024年に自身をホワイトハウスへ送り返す一助となった共和党の福音派勢力に対して、今なお持っているわずかな敬意を全てさらけ出したと報じている。
「アメリカはついに、金曜日のホワイトハウスでトランプが自分の福音派支持者たちをどう思っているかを目の当たりにした」とイーズリーは報じる。「福音派たちは楕円形執務室の机に座るトランプを取り囲み、最も敬虔な言葉で彼を称えた。」
トランプの「霊的顧問」であるポーラ・リードは、キリスト教を米国政府により深く組み込もうとするトランプの姿勢、そして国民的議論をキリスト教への戦争として位置づけようとするその努力を喜んで称賛した。
「ただ信仰を持つことで生じた拒絶、苦しみ、トラウマ。信仰のために立ち上がってくれたあなたのように立ち上がった人は誰もいなかった。信仰こそが私たちに意味と目的と希望を与え、より良い自分であり続ける力を与えてくれる」とリードは語った。
しかしトランプが彼女の言葉に同意したかどうかは定かではない。なぜならトランプは眠っていたからだ。
大統領はテキサス州副知事ダン・パトリックがスピーチを行っている最中にも、少なくとも2度居眠りしたとイーズリーは述べた。
「憲法にない言葉がある。それが政教分離だ」とパトリックは主張した。「左派はトーマス・ジェファーソンが書いた数百通の手紙のうちの1通の一行から取ったこの言葉を、過去70〜80年にわたって信仰を持つ人々を攻撃するために利用してきた。この報告書はアメリカ人がその言葉によって攻撃されないよう明確に主張するものだ。我々には12の提言がある。最初の6つを読み上げる。」
「パトリックが1万2000の提言リストを持っていたとしても、トランプには何も分からなかっただろう」とイーズリーは述べた。なぜなら彼は再び夢の世界へと旅立っていたからだ。イーズリーはその後、トランプがパトリックのスピーチ中にお得意のぼんやりとした表情でうたた寝している2本目の動画を公開した。
MSNOWのレポーターであるステファニー・ルールは、「福音派たちはどんな時もドナルド・トランプを支持してきた」と報じており、3回の大統領選全てで80パーセント以上が彼に投票した。そしてほとんどの人は、彼とローマ教皇との確執においても彼を支持し続けた。
しかし今、「彼のこのグループへの影響力が薄れ始めている可能性がある」と彼女は述べた。ロイターの最近の世論調査では、福音派における支持率が52パーセントに低下したことが示されている。それでも過半数を超えてはいるが、2025年3月時点では82パーセントだった。つまりトランプは、最も重要な支持基盤の一つにおいて劇的な崩落を経験している。
しかし福音派たちは「トランプが自分たちの信仰の敵であることを気にしない」とイーズリーは述べた。
「彼らが気にするのは政治的アジェンダだけだ。トランプはこれを理解しており、こうした人々が政治権力のために信仰を売り渡すことを知っていた。もはやトランプは彼らやその票を必要としておらず、もう演じる必要はない。彼らが話している間に眠ることで、彼らを辱めることができるのだ。」


