PolymarketとKalshiの投資家は、2026年FIFAワールドカップ優勝国としてフランスを最有力視している。規制型・分散型の両予測市場で、アルゼンチンをわずかに上回った。
Polymarketでは、フランスが優勝市場で23%の確率で首位となっており、アルゼンチンが22%で僅差の2位。スペインが3位で11%、イングランドが4位で10%、ブラジルが5位で6%。
米国の規制予測市場Kalshiでも同様の順位で、フランスが20%、アルゼンチンが16%。
Polymarketでは、フランスとアルゼンチンの2か国で全体の45%超の優勝予測を占めている。大半の投資家にとって、2強対決の様相。
フランスは終盤戦で統計的に最有力とされ、前回王者アルゼンチンも、リオネル・メッシ選手率いるチームへの信頼から根強い支持を集めている。
この市場動向は大会初期から専門家が指摘していた。BeInCryptoのFIFAワールドカップ資金流分析でも、予選グループ開始時から少数の強豪国に資金が集中していたことが示された。
一方、KalshiはADIおよびPredictStreetと提携し、大会前に米国ユーザー向けサッカー賭博の規制枠を拡大した。
競技場外でも、2026年大会は既に記録を塗り替えている。FIFAは総観客動員数が360万人を超えたと発表し、ワールドカップ史上最多となった。
米国・カナダ・メキシコの3か国共催による会場拡大が、この記録更新を可能にした。
FIFA World Cup. Source: Xファントークン市場も熱気に連動して推移している。ワールドカップのファントークンは、グループステージ終了間際に急騰し、各国代表を応援するファンの需要を示した。
また、PolymarketとKalshiでのワールドカップ関連ベッティングも拡大しており、予測プラットフォーム各社は大会を機に知名度向上を図っている。
現大会を超えた商業的勢いは、構造変化に波及する可能性もある。Sports Business Journalによれば、FIFAは2038年大会で64か国制への拡大を内部検討中。
今回導入された48か国制も、開催国の運営負担を大きく増大させている。
暗号資産トレーダーにとっても、この時期は注目ポイント。ビットコインとFIFAの4年周期分析では、過去のワールドカップ開催年は例年よりビットコイン(BTC)のリターンが高かった傾向がある。
この傾向が2026年も続くかどうかは、決勝トーナメント終了後に明らかになりそうだ。
