モロッコは2025年に100万台の自動車を生産し、アフリカ最大の自動車メーカーとしての地位を維持していると、産業貿易大臣のリヤド・メズール氏が述べた。
メズール氏によると、モロッコは予定より早く目標を達成し、年間製造台数でフランスに匹敵する水準に近づいているという。
「今月、モロッコで製造された自動車の数は、この分野に投入された多額の投資のおかげで、2025年を通じて100万台の節目に達しました」と大臣は政府のInstagramアカウントで述べた。
これは、国際自動車工業会のデータを引用した調査会社CEICのレポートによると、2024年の56万台、2020年の25万台と比較される。
メズール氏はまた、国内で生産される自動車の国産部品の割合が70パーセントに達したと述べた。
大臣は、国内生産の自動車台数の予測される急増により、モロッコの自動車および自動車部品の輸出市場はまもなく年間400億ドルの価値になると予測している。
フランスの自動車大手ルノーが、政府との新たな合意に基づき、電気自動車の生産とモロッコでの施設拡大の計画を発表したことで、モロッコの自動車産業の価値は上昇する見込みだ。


