多くのPCで採用されているDDR4 メモリ。DDR4とは、主にPCで使われるメインメモリの第4世代の規格のことで、2014年頃から流通しています。自作PC・ゲーミングPCには欠かせないアイテムのひとつで、最新規格のDDR5に比べ、大容量を増設しても手頃な価格なのが魅力です。しかし、メモリクロック・メモリタイミングといったさまざまな規格があり、必要な容量の目安やDDR4とDDR5どちらがよいのかなどわからないことも多く、一体どれを買えばよいのか迷ってしまいますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のDDR4 メモリ12商品を集め、2個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのDDR4 メモリをランキング形式でご紹介します。mybestが定義するベストなDDR4 メモリは「大量のデータを高速で処理でき、遅延がない商品」。徹底検証してわかったDDR4 メモリの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
mybestではベストなDDR4 メモリを「大量のデータを高速で処理でき、遅延がない商品」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のDDR4 メモリ12商品を集め、以下の2個のポイントで徹底検証しました。検証①:メモリ帯域検証②:レイテンシなお、今回の検証はすべて8GBのメモリを2枚使用して行っています。
おすすめスコア:4.75(2026/01/22時点)
最安価格:4,772円(2026/01/22時点)
パフォーマンス重視ならコレ!帯域・レイテンシともに高水準
シー・エフ・デー販売のデスクトップ用メモリ 2枚組 W4U3200CS-8Gは、処理性能の高いメモリを求めている人におすすめです。メモリ帯域・レイテンシいずれも優秀な成績を収め、多くのデータを素早く処理できました。検証で使用した8GBの2枚組のほか、16GBの2枚組も販売しています。1秒間にどれだけのサイズのデータをやり取りできるか計測したメモリ帯域の検証では、平均31.57GB/sを記録。今回検証した商品のなかでもとくに処理性能が高いといえます。複数のアプリケーションを同時に動作させても、サクサク作業を進められる水準でしょう。CPUから指令が出てからメモリがデータを提供するまでの応答速度を指すレイテンシも、平均60.87nsと比較したなかでトップクラスの速度を記録。メモリアクセスの遅延が少ないため、システムのレスポンスがよく快適に操作できるでしょう。ゲームや動画編集をするにあたって、とにかく処理速度を上げたい人におすすめできる本商品。表面にチップが8枚搭載されています。2枚組で合計16GBと、容量面でも3Dゲームや動画・イラスト制作が十分こなせるスペックといえます。パフォーマンスを重視する人は、ぜひ手に取ってみてくださいね。
おすすめスコア:4.74(2026/01/22時点)
最安価格:7,980円(2026/01/22時点)
応答速度が速く、処理できるデータ量も多い。有力な選択肢
メモリ製品を世界的に展開する台湾のメーカー、TEAMの「ELITE PLUS U-DIMM DDR4」。赤色のヒートシンクが特徴的なデザインで、メモリクロックは3200MHz、メモリタイミングはCL22です。表面にチップが8枚搭載されています。メモリ帯域は平均31.67GB/sで、今回検証した商品のなかでもとくに一度に処理できるデータ量が多いとわかりました。ゲームをしながら配信をしたり、音楽を聴きながら画像編集をしたりと、一度に複数のソフトを開いて使う人におすすめです。レイテンシの検証では平均61.80nsと、今回検証した商品の平均よりも短い時間でデータを転送できることがわかりました。一度に処理できるデータ量が多く応答速度も速いので、デザインが好みであれば十分有力な選択肢でしょう。
おすすめスコア:4.73(2026/01/22時点)
最安価格:3,327円(2026/01/22時点)
大量のデータを一度に処理でき、応答速度も優秀
香港に本社を置き、半導体製品を中心に取り扱うESSENCOREの「DDR4 U-DIMM STANDARD MEMORY」。表面にチップが8枚搭載されています。黒色のシンプルなデザインで、メモリクロックは3200MHz、メモリタイミングはCL22。同メーカーから2枚セットで販売されている商品もありますが、今回は8GB×1枚のものを2つ用意して検証しました。メモリ帯域は平均31.53GB/sで、今回検証した商品の平均に対し、より大量のデータを一度に処理できるとわかりました。レイテンシは平均61.53nsで、今回検証したなかでもとくに遅延が少ない商品です。帯域・レイテンシともに多くの商品より優れているので、どんな目的で使うにも役立つ商品といえます。
おすすめスコア:4.56(2026/01/22時点)
最安価格:5,500円(2026/01/22時点)
帯域は最高クラス。公式サイトが丁寧でわかりやすい
アイ・オー・データ機器の「PC4-3200(DDR4-3200)対応 デスクトップ用メモリー DZ3200-C8G」は、処理性能がある程度高い国内メーカーの製品を探している人におすすめです。メモリクロックは3200MHzで、表面のチップは8枚搭載されており、十分な処理性能が期待できます。1秒間にどれだけのデータ量を運べるかを示すメモリ帯域の実測値は平均38.88GB/sと、今回検証したDDR4のなかでも最高クラスでした。アプリの起動やファイルの読み書きなど、高速なデータ転送が求められるシーンで力を発揮するでしょう。データ転送時の応答速度を示すレイテンシは、平均80.65nsを記録。レイテンシは遅めで、上位商品にはおよばない結果となりました。しかし、メモリ帯域が広いのでデスクワークなどの普段使いで遅延による不便さを感じることはまずないでしょう。公式サイトが日本語なのでトラブルがあったときにわかりやすく、サポートを得やすいのがメリット。はじめてメモリ増設をする人にとっては有力な選択肢だといえます。
おすすめスコア:4.43(2026/01/22時点)
最安価格:8,476円(2026/01/22時点)
平均をやや上回るほどの処理能力。黒色のヒートシンク付き
フラッシュメモリのメーカーとして世界的に有名なKingston Technologyの「FURY Beast DDR4」。表面にチップが8枚搭載されています。黒色のヒートシンクがついていて、メモリクロックは2666MHz、メモリタイミングはCL16です。メモリ帯域は平均28.17GB/sで、上位の商品にはやや劣りますが、今回検証した商品の平均よりは若干多くのデータを一度に処理できます。レイテンシは平均64.70nsと、やや速い応答速度でした。メモリタイミングはCL16と小さいものの、メモリクロックが上位の商品と比べると低いので、実際に使用すると平均をやや上回る程度の性能でしょう。
おすすめスコア:4.37(2026/01/22時点)
最安価格:5,780円(2026/01/22時点)
上位商品と比べるとやや物足りない、平均的な処理能力
1989年に設立され、台北に本社を置くメモリ製品メーカーであるG.SKILLの「DDR4 メモリモジュール」。表面にチップが8枚搭載されています。メモリクロックは2666MHzで、メモリタイミングはCL19です。メモリ帯域は平均28.12GB/sで、今回検証した商品の平均よりも一度に処理できるデータ量がやや多いとわかりました。レイテンシは平均67.47nsで、上位商品と比べるとやや遅い結果です。メモリ帯域は平均程度で、レイテンシもそこまで遅くないため性能は悪くありません。しかし、メモリクロックの低さが影響し、上位の商品と比べると一度に転送できるデータ量はやや少ない結果です。
おすすめスコア:4.36(2026/01/22時点)
最安価格:6,580円(2026/01/22時点)
性能は平均的だが、RGBライティングが好みならあり
ドスパラのプライベートブランド「ドスパラセレクト」の「D4D3200-8G2A1-RGB-WH」は、16GB(8GB×2枚)の容量で、ホワイトのヒートシンクとRGBライティングを備えたデザインが特徴。ヒートシンクは色違いでブラックもラインナップされているほか、容量違いで32GB(16GB×2枚)も販売されています。メモリ帯域の検証では、平均27.79GB/sという結果でした。他製品と比較すると性能は控えめですが、平均的な範囲といえるでしょう。レイテンシの検証では、平均66.8nsと上位商品と比べるとやや遅めの結果となりました。高速さにこだわるなら物足りないかもしれませんが、実用上不便ではないレベルだといえます。メモリタイミングは16-20-20で、動作電圧は1.35V、Intel XMP 2.0に対応。メモリ上部のRGB部分は好みに合わせて色や光り方を制御できるので、PC内部のデザイン性を高めたい人におすすめです。
おすすめスコア:4.29(2026/01/22時点)
最安価格:5,780円(2026/01/22時点)
メモリクロックは3200MHzだがデータの通り道が少ない
メモリ・フラッシュストレージを中心に取り扱うCrucialの「DDR4 3200 UDIMM」。表面にチップが4枚搭載されており、メモリクロックは3200MHzで、メモリタイミングはCL22です。メモリ帯域は平均25.06GB/sと、今回検証した商品のなかでは一度に処理できるデータ量が少ないとわかりました。レイテンシは平均60.47nsで、こちらは全体の平均よりも速い結果です。メモリクロックは3200MHzと高いものの、メモリ帯域が伸び悩みました。メモリクロックが同じスペックの他商品と比べると、チップの数が4つと少ないことがメモリ帯域の狭さに影響していると考えられます。
おすすめスコア:4.27(2026/01/22時点)
最安価格:6,390円(2026/01/22時点)
チップ数が少ないためか、メモリクロックに対し帯域が狭い
メモリ製品を中心に取り扱うメーカー、シリコンパワーの「DDR4 UDIMM」。メモリクロックは2400MHzで、メモリタイミングはCL17です。メモリ帯域は平均26.97GB/sで、今回検証した商品のなかでは一度に処理できるデータ量がやや少ないとわかりました。レイテンシは平均68.73nsと、平均的な結果でした。応答速度は遅くはありませんが、メモリクロックが低く、一度にやり取りできるデータ量が少ないので全体的な処理能力はあまり高くありません。
おすすめスコア:4.27(2026/01/22時点)
最安価格:6,400円(2026/01/22時点)
メモリクロックが小さく、一度に処理できるデータ量が少ない
PC周辺機器を中心に取り扱うシー・エフ・デー販売の「デスクトップ用メモリ」。メモリクロックは3200MHz、メモリタイミングはCL22です。メモリ帯域は平均24.97GB/sで、今回検証した他商品と比べると一度に処理できるデータ量がやや少ないとわかりました。レイテンシは平均60.77nsと、今回検証した商品のなかでは速い結果です。メモリクロックが同じ3200MHzの上位の商品に比べてメモリ帯域が低いのは、チップが4枚と少ないからだと考えられます。
監修者:石川ひさよし(PC系専門ライター)
ガイド:片岡優(マイベスト アウトドア・スポーツ用品・PC・PC周辺機器・ネットワーク担当/キャンプインストラクター)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。


