仮想通貨専門企業Bitmine(ビットマイン)は、保有するイーサリアム(Ethereum/ETH)で69億ドル(約1兆円)以上の未実現損失を抱えている事がわかった。
BitMineは、イーサリアム未実現損失66億ドルを抱え、過去最大の取引損失の一つとなった。この巨額損失は、現在の仮想通貨市場の調整が、大規模かつ集中的な機関投資家の投資に深刻な影響を与えていることを浮き彫りにした。
同社は当初、ビットコインマイナーとしてスタートしたが、2025年6月に方針転換し、イーサリアムのトレジャリ―企業(財務会社)になることを決定。Ark InvestやFounders Fundなどの主要投資家による支援を受け、イーサリアムの供給量の5%を保有することを目指し、1ETHあたり約3,800~3,900ドル(約59万円~60万円)で430万ETHを購入。しかし、仮想通貨アグリゲーターCoinMarketCapのデータによると、2026年2月3日13時時点で、1ETH=は364,000円前後で取引されている。
もし同社がイーサリアムを売却すれば、これは2021年のArchegosのような大惨事に次ぐ、史上5番目に大きな取引損失となると予想されている。
Bitmineは現在、約92億ドル(約1.4兆円)相当のETHを保有しており、総投資額約157億ドル(約2.44兆円)から41%以上減少している。
損失は未実現のままだが、その規模は注目を集めているのが現状だ。イーサリアムは、ここ数日で市場全体の売り圧力を受け、7カ月ぶりの安値付近で取引されており、この売り圧力により、仮想通貨市場全体の時価総額は5,000億ドル(約777兆円)近く減少している。
SNS上での批判は現在強まっており、投資家のカロル・コジッキ(Karol Kozicki)氏は、1月末までにビットコイン(Bitcoin/BTC)を18万ドル、イーサリアムを7,000ドル~9,000ドルと予測していたことを指摘している。
しかし、現在、BTCは7万5,000ドル前後、ETHは2,200ドル付近で推移。同氏はこれらの予測が市場の現実から乖離(かいり)していると指摘した。リー氏はCNBC出演で、「今まさに仮想通貨の底入れに必要な要素はすべて揃っている」と述べ、依然としてイーサリアムのファンダメンタルズは強固であり、3.6兆ドル規模の仮想通貨業界は長期的に堅調だと見ている。
BitMineは現在、イーサリアム購入のためにレバレッジ=「借金」をしなかった事が、同社はにとって有利な点の一つとなっている。
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