この情報は、暗号資産投資に興味がある人や既に投資を行っている人にとって非常に有益です。投資経験者のメンタル面や含み損の影響、情報収集の方法についての実態が明らかになることで、投資戦略を見直したり、自身のメンタルヘルスを考慮するきっかけとなるでしょう。
株式会社Clabo(本社:東京都港区、代表取締役:上野 育真)は、全国の暗号資産投資経験者を対象に「含み益・含み損の状況とメンタルへの影響調査」を実施しました。この調査は2026年2月24日に行われ、インターネットを通じて実施されました。調査対象は国内在住の男女で、有効回答数は1,226名にのぼります。性別構成は男性59.6%、女性40.4%であり、世代構成はY世代が37.6%、氷河期世代が29.0%、Z世代が13.9%、バブル世代が10.1%、新人類世代が6.4%となっています。
調査対象者の中で現在も投資を行っている層は41.0%で503名、経験のない層は41.6%で510名という結果が出ており、ほぼ二分される形となっています。継続的に投資活動を行っているユーザーの心理状態を理解することは、サービス改善やユーザーサポート施策を考える上で非常に重要です。また、過去に投資していたが現在は行っていない層が17.4%で213名存在することは、市場環境や個人の事情の変化が投資継続性に大きな影響を及ぼしていることを示唆しています。
投資経験者の中では、比較的初心者層(1~3年)が最も多く、全体の約3分の1を占めています。この層は初心者から中級者への移行期にあり、含み損経験による心理的な影響を受けやすい可能性があります。信頼できる情報提供やメンタルサポート体制の充実が求められます。一方で、5年以上の経験を持つベテラン層は12.8%に留まり、暗号資産市場の成熟度とユーザーの継続率の課題が浮き彫りになっています。
調査によると、投資経験者の約65%が含み損を経験しており、投資期間が長いほど含み損発生の可能性が高い傾向が見られます。特に、何度も含み損を経験している層が54.4%と過半数を占めています。繰り返し含み損を経験することは、単なる金銭的ダメージだけでなく、心理的疲労と判断力の低下をもたらす恐れがあるため、投資家がメンタル的に安定した状態で意思決定を行うための環境整備が重要です。
調査結果によると、長期保有中心の戦略を採用する投資家が約61.7%と大多数を占めています。このアプローチは短期的な価格変動による心理的ストレスを軽減する傾向がありますが、同時に含み損を抱えたまま長期間保有し続けることの心理的負荷も生じさせています。短期売買を行う投資家は23.7%となっており、この層はタイミング判断による精神的疲労が大きいと考えられます。
含み損を経験している投資家に最大の懸念について質問したところ、価格の継続的な下落への恐怖が307名(25.0%)と最多でした。同程度の割合で税務処理の不安も存在し、300名(24.5%)が挙げています。さらに、情報過多による判断困難(261名・21.3%)やいつ損切りすべきか分からないという迷い(216名・17.6%)も顕著な課題として浮かび上がります。これらの不安は相互に作用し、複合的な心理的ストレスを生み出していることが推測されます。
投資情報の収集先を調査した結果、ソーシャルメディアが最も一般的な情報収集チャネルで、348名(28.4%)の投資家が活用しています。ニュースサイト(305名・24.9%)や専門家ブログ・書籍(254名・20.7%)と比較すると、リアルタイムで拡散されやすいSNS情報への依存が高い傾向が見られます。これは含み損経験時の心理的混乱に直結する可能性があり、感情的な投稿や過度に楽観的・悲観的な予測が目立つため、客観的判断力を失うリスクも考慮しなければなりません。
調査では、現在の投資額について「5万円未満」が298名(24.3%)と最多であることがわかりました。この結果は、投資家の心理的余裕やリスク許容度に影響を与える要因として注目されます。
今回の調査は、暗号資産投資者が直面するメンタルの課題や含み損の影響を浮き彫りにしました。投資家は自らのメンタルヘルスを考慮し、適切な情報収集と判断を行うことが求められています。今後、より多くの人々が安心して投資に取り組める環境が整っていくことを期待しています。
投稿 株式会社Clabo、暗号資産投資経験者の54.4%が含み損を複数回経験との調査結果発表 は NFT-TIMES に最初に表示されました。
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